手足口病で膝に症状が出ることはある？発疹の特徴や対処法

手足口病は、ウイルス感染による感染症で、主に手のひら・足の裏・口の中に発疹や水ぶくれができるのが特徴です。しかし、膝にも発疹が出ることがあるのか気になる方もいるでしょう。

本記事では、手足口病で膝に症状が出るケースや、その特徴、対処法について詳しく解説します。

1. 手足口病の症状とは？膝にも発疹が出るのか

手足口病は、主に「コクサッキーウイルス」や「エンテロウイルス」によって引き起こされる感染症で、特に子どもがかかりやすい病気です。

✅ 手のひら・足の裏・口の中に発疹や水ぶくれ
✅ 発熱（38℃前後の微熱が多いが、高熱になることもある）
✅ のどの痛みや食欲不振
✅ 体のだるさ（倦怠感）

手足口病では、発疹が膝に出ることもあります。特に、手のひらや足の裏以外にも肘・膝・お尻・太ももなどに発疹が広がるケースもあります。

✅ 発疹の特徴
・小さな赤い斑点や水ぶくれ
・かゆみや痛みが出ることもある
・かさぶたにならずに自然に消えることが多い

膝に発疹が出た場合、かゆみや痛みを感じることがあります。その場合は、次の方法で対処しましょう。

➡️ かゆみ止めの薬（かゆみを抑える軟膏や抗ヒスタミン剤）を使用する
➡️ 冷やしたタオルを当てて炎症を抑える

➡️ 無理にこすらず、衣服との摩擦を避ける
➡️ 刺激の少ない保湿剤を使う（ワセリンなど）

※ 発疹を引っかいたり、つぶさないように注意！

通常、手足口病の発疹は1週間程度で自然に治まりますが、次のような症状がある場合は医師の診察を受けましょう。

🚨 すぐに病院へ行くべき症状
✅ 発熱が4日以上続く
✅ 水分がとれず脱水症状が疑われる（尿の回数が少ない、ぐったりしている）
✅ 発疹がジュクジュクして化膿している
✅ 強いかゆみや痛みで眠れないほどつらい

特に、膝だけでなく全身に発疹が広がる場合や、発疹が化膿している場合は二次感染の可能性もあるため、早めに医師に相談しましょう。

✅ 手足口病の発疹は、手のひら・足の裏・口の中以外にも膝に出ることがある。
✅ かゆみや痛みがある場合は、冷やしたり保湿をするのが効果的。
✅ 発熱が長引く、発疹が化膿する、水分がとれない場合は病院を受診。

手足口病は、特別な治療をしなくても自然に治る病気ですが、症状がひどい場合は適切なケアが必要です。無理せず、ゆっくり休んで早めに回復しましょう！