手足口病はいつまで続く?症状の経過と注意点を解説!


手足口病は、子どもを中心に流行するウイルス感染症で、特に夏場に多く見られます。「発症したらいつまで続くの?」「登園・登校はいつからできるの?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。今回は、手足口病の症状の経過や回復までの期間、家庭でのケアについて詳しく解説します。


手足口病の症状はいつまで続く?

手足口病は、コクサッキーウイルスやエンテロウイルスなどが原因となり、手・足・口の中に発疹や水疱ができるのが特徴です。症状の経過を時系列で見ていきましょう。

1日目:発熱・のどの痛み

感染から3~5日の潜伏期間を経て、**突然の発熱(38℃前後)**やのどの痛みが現れます。ただし、発熱しない場合もあります。

2〜3日目:発疹が出る

手のひらや足の裏、口の中などに小さな水疱や発疹が現れます。特に口の中の発疹は痛みを伴うため、食事を嫌がることが多いです。

4〜7日目:症状のピークから回復へ

発熱は1〜3日程度で落ち着き、発疹も1週間ほどで徐々に治まります。ただし、水疱がかさぶたになるまで数日かかることもあります。


手足口病の感染期間は? いつまでうつるの?

手足口病は、発疹が出る前からウイルスが体内で増殖し、発疹が消えた後も1カ月ほど便からウイルスが排出されるため、長期間うつる可能性があります。

最も感染力が強い時期

  • 発症から1週間(発熱・発疹がある間)
  • 特に発疹の水疱や唾液にウイルスが含まれるため、接触感染しやすい

登園・登校はいつからOK?

手足口病は学校保健安全法の「出席停止」対象にはならないため、症状が軽ければ登園・登校できます。ただし、発熱や口の痛みがひどい場合は自宅で安静にするのが望ましいです。

登園・登校の目安

  • 熱が下がり、食事や水分が普通にとれるようになったらOK
  • 発疹があっても元気であれば通園・通学できる

家庭でのケアのポイント

① 水分補給をこまめにする

口の中の痛みで水分を取りづらくなるため、経口補水液やスポーツドリンク、スープなどで脱水を防ぎましょう。

② 刺激の少ない食事を与える

口内の水疱が痛むため、以下のような食事がおすすめです。
おすすめの食事:おかゆ、豆腐、ゼリー、ヨーグルト、スープ
避けたい食事:熱いもの、酸っぱいもの、辛いもの(カレー・柑橘類など)

③ 手洗い・消毒を徹底する

感染拡大を防ぐため、手洗いやトイレ後の消毒を徹底しましょう。特に、オムツ替えの際は注意が必要です。


まとめ:手足口病は1週間程度で回復!感染対策も忘れずに

手足口病の症状は1週間程度で落ち着く
発疹が消えても便からは数週間ウイルスが排出される
登園・登校の目安は「熱が下がり、食事や水分が取れるようになったら」
家庭では水分補給・食事の工夫・手洗いを徹底することが大切

手足口病は、基本的に自然治癒する病気ですが、まれに髄膜炎などの合併症を引き起こすこともあるため、症状が長引いたり、高熱が続いたりする場合は医師に相談しましょう。しっかりとしたケアを行い、無理せず回復を待ちましょう!

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