手足口病のときにお風呂は入っても大丈夫?安全な入浴方法を解説


手足口病は子どもを中心に流行するウイルス感染症ですが、大人でも感染することがあります。感染した際、「お風呂に入ってもいいの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?

本記事では、手足口病のときの入浴の可否や、安全にお風呂に入るためのポイントについて詳しく解説します。


手足口病のとき、お風呂に入ってもいいの?

基本的には入浴OK!ただし症状に注意

手足口病にかかっても基本的にはお風呂に入っても問題ありません。むしろ汗や汚れを落とすことで、発疹部分を清潔に保ち、かゆみや炎症の悪化を防ぐことができます。

ただし、以下のような症状がある場合は、入浴を控えたほうがよいでしょう。

高熱がある(38℃以上の発熱が続く場合)
ぐったりしている、体力が低下している
痛みを伴う水疱が広範囲に広がっている
発疹がひどく、こすれると悪化しそう

このような状態のときは無理に入浴せず、身体を拭いて清潔を保つことをおすすめします。


手足口病のときのお風呂で気をつけるポイント

1. シャワーでやさしく洗う

手足口病の発疹はデリケートな状態なので、ゴシゴシ洗わずにシャワーでやさしく流すのがポイントです。

✔ 石鹸は低刺激のものを使用
✔ タオルやスポンジでこすらず、手で泡をなじませる
✔ 洗った後はやさしくタオルで押さえて拭く(こすらない)


2. 湯船につかるなら短時間&ぬるめのお湯で

体調がよければ湯船につかっても構いませんが、長時間の入浴や熱すぎるお湯は避けるのがポイントです。

38℃前後のぬるめのお湯にする
10分以内の短時間入浴で済ませる
発疹が悪化しないか様子を見る

もし入浴後に発疹が赤くなったり、かゆみが増したりする場合は、シャワーのみに切り替えましょう。


3. タオルやお風呂の共有を避ける

手足口病はウイルスによる感染症なので、タオルや浴槽の水を介して家族に感染する可能性があります。

タオルは別々に使う
お湯の使い回しはせず、シャワーを中心に
湯船に入る場合は最後に入る

特に兄弟や家族が感染しないよう、入浴後の手洗いや浴室の清掃も忘れずに行いましょう。


4. 入浴後はしっかり保湿

手足口病の発疹は乾燥するとかゆみが増すため、入浴後はしっかり保湿をしましょう。

低刺激の保湿クリームを塗る
かゆみがひどい場合は医師に相談し、適切な薬を使用する

特に冬場や乾燥しやすい季節は、こまめな保湿が大切です。


まとめ:手足口病のときのお風呂はOK!でも症状に応じて注意が必要

基本的に入浴はOK!ただし高熱やぐったりしているときは控える
シャワーでやさしく洗い、発疹を刺激しない
湯船に入るなら短時間&ぬるめのお湯で
タオルや浴槽の共有を避け、家族への感染対策をする
入浴後はしっかり保湿して、肌の乾燥を防ぐ

手足口病にかかったときは、無理せず体調に合わせた入浴を心がけましょう。気になる症状がある場合は早めに医師に相談することが大切です。

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